2007年06月16日

「ゾディアック」を観ました

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「セブン」のデビッド・フィンチャーの最新作ゾディアック」を観ました。
1960年代末から1970年代にかけてカリフォルニア州で実際に起こった「ゾディアック事件」が題材です。
この事件は全米犯罪史上で最初の劇場型犯罪と言われているそうです。
無差別に殺人を繰り返しながら、新聞社に暗号やシンボルマークが入った手紙等を送りつける犯人。事件は未だに未解決で、映画は事件を追う新聞記者、新聞社の風刺漫画家、刑事等の目を通して描かれています。

導入の部分は良かったのですが、中盤ちょっとだれる感じがしました。主人公は事件の謎に取り込まれていく風刺漫画家だと思うのですが、感情移入してみることができませんでした。
あまり、説明的ではないので、「ゾディアック事件」についてある程度の予備知識を持って鑑賞した方がよいかと思われます。

日本でも猟奇的な事件が最近は多くなっています。観る側の感性が現代の事件のあまりの異常さに麻痺してしまい、四半世紀以上前に起きた「ゾディアック事件」の異常性をあまり感じることができなくなっているのかなと思いました。それも怖いことですね。
posted by ルーク at 14:55| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月10日

ワインで思い出す映画


オーストラリアワインではありませんが、カリフォルニアのワインロードを旅する素敵な映画がありました。
「サイドウェイ」です。

主人公は小説家を夢見るバツイチの中年教師。この教師がワイン通。
演じるのはポール・ジアマッティ。彼と共に旅をするのが悪友で売れない俳優のプレイボーイ。このプレイボーイが遂に結婚することになり、独身最後の思い出にと男2人で気ままな旅に。途中で素敵な女性と出会ったり、プレイボーイは結婚直前にも関わらず節操がなかったりと、ユーモアとペーソスを交え中年男の人生を描いていました。

ラスト近くで、主人公が大事にしていたワインをやけを起こしてファースト・フード店で飲んでしまうシーンは面白くも哀しい。

ノックで始まり、ノックで終わるという脚本も見事。
最後は小さな幸せを予感させて幕を閉じます。
ジャズの音楽も心地よい。ワインを飲みながら観るには良い映画です。
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「プレステージ」を観ました

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メメント」で観客をおおいに惑わせたクリストファー・ノーラン監督の最新作「プレステージ」を観てきました。

映画が始まる前に「この映画のラストは決して誰にも話さないでください」との監督のメッセージが流れます。

映画はヒュー・ジャックマン、クリスチャン・ベール演じる2人のマジシャンが主人公。
互いをライバル視する2人が究極のトリックに向け競い合います。

題名の「プレステージ」はもとはフランス語で「幻惑、奇術、詐術、偽物、魔法」等を意味していたそうです。本作では「一流のマジシャンだけが行き着けるマジックの最終工程」という意味で使われています。

この「プレステージ」に達することができたのはどのマジシャンなのか?ファースト・シーンからヒントが隠されています。細かい台詞にも注意です。お見逃しなく。
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2007年06月09日

「退却も降伏もしない」ースパルタの掟

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「服従はしない、退却はしない、降伏はしない」
これがスパルタの掟。
「朝メシは食べておけ、晩餐は地獄で食べることになる」

話題の映画「300」をしかと観てきました。
確かにこの300人タダモノデハナイ。

今から約2500年前にあったペルシア帝国とスパルタの戦い。
ペルシア帝国の軍勢は1,000,000人、対するスパルタはわずか300人。

映画は冒頭でスパルタの掟についてざっくり説明、スパルタの世界観に、観る者を引き込んでくれます。

剣、槍、盾を使って繰り広げられます肉弾戦は迫力充分。。スローモーションが多用されており、計算し尽されたという感じの構図でみせてくれます。血の赤は色目が抑えられており、それほどの生々しさは感じませんでした。


監督のザック・スナイダーという人はCM、ミュージックビデオ界の出身だそうで、前作の「ドーン・オブ・ザ・デッド」で注目されたそうです。これからに期待が持てる監督さんですね。
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2007年06月08日

「イナゴ少女、現る」につい魅かれ・・・

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「イナゴ少女、現る」との奇怪な宣伝コピーとちょっとインパクトのあるポスターについ引かれ「リーピング」を観ました。

主演は「ミリオンダラー・ベイビー」等で2度のアカデミー主演女優賞受賞のヒラリー・スワンク。

舞台はヘイブン(HAVEN)という名のアメリカ南部と思われる小さな町。この町である少年の遺体が川で発見されたことから、奇怪な現象が次々と起こります。真っ赤に染まった川、そこに浮かぶ大量のカエルの死体、異常発生するブヨ、次々と死ぬ家畜の牛・・・。

この奇怪な現象は旧約聖書、「出エジプト記」に記された10の災いではないかと町は騒ぎ始めます。
そして、その原因は最初に発見された少年の妹にあるのではないかと疑念を深めていきます。

町の依頼を受け、この現象の調査にあたるのが大学教授役のヒラリー・スワンク。
「すべては科学的に証明できる」という教授ですが、調査を進めるうちに、彼女の周りでも事件は続き・・・。

クライマックス近くでは大量のイナゴが出現、少女を守ります。
果たして、この怪奇な現象の結末は?
まあまあ楽しめました。

題名の「リーピング(REAPING)」は刈り取るとか獲得するという意味だと思いますが、この意味もなるほどと納得。

オカルト映画が好きな方にはお勧めです。

追記:イナゴと言えば、学生の頃に観た「エクソシスト2」。これにも大量のイナゴが出現しました。映画は大コケで、私が見た劇場は800人は入ろうかという渋谷東急だったのですが、観客は20人ほど。そっちの方でゾクゾクしました。
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2007年06月05日

快作!「スモーキン・エース」

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ほとんど予備知識なしに「スモーキン・エース 暗殺者がいっぱい」を観ました。これが結構、面白かった。

組織の重要な情報を握るある人物に対し、報酬100万ドルで「やつの心臓を持ってこい」との命令がマフィア幹部から発せられる。盗聴で暗殺の動きを察知したFBIはこの証人の身柄を保護すべく活動開始。
一方、報酬100万ドルをめぐり、動き出したのは7人の暗殺者。
この7人が女性あり、傭兵あがりがいたり、変装名人がいたりと実に個性豊か。
証人が身を隠す、ホテル最上階にそれぞれの作戦で近づく暗殺者たち。証人の身柄確保に向かうFBI捜査官。激しい銃撃戦。
これに、FBIの囮捜査の話も絡み、ストーリーの進展は予測不可能。

ベン・アフレック、アンディガルシア、レイ・リオッタという面々がそれぞれの役をこなしています。

クライムものが好きな方にはお勧めです。

追記:映画有楽町のスバル座で観ました。去年、開館60周年を迎えた老舗の映画館です。「ロードショー」という言葉の発祥の地ではなかったかと思います。最近、改装したとのことで、改装後は初めてだったのですが、椅子等もよくなっていました。
渋めのラインアップで、ウッディ・アレンの映画など、ここでよく観たものです。
こういう映画館、末永く残って欲しいなあ。
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2007年06月03日

「女帝 エンペラー」観ました


シェークスピアの四大悲劇「ハムレット」を原案とした中国の史劇。
舞台は唐王朝が倒れた後の五代十国時代。
王位を争う骨肉の争い。人間の欲のなんと深きことか。
マトリックス」のユエン・ウーピンがアクション監督を務めただけあってワイヤーアクションなどをふんだんに取り入れた殺陣のシーンは印象的。ただ、そのシーンの見事さが映画全体の流れの中にうまくとけこんでいたのかどうか・・・。
主演のチャン・ツィイーもいつもほどの輝きが感じられなかった印象。
ラストの唐突さも賛否のわかれるところではないでしょうか。
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2007年06月02日

「ザ・シューター 極大射程」観ました


マーク・ウォルバーグ主演のアクション映画「ザ・シューター 極大射程」を観てきました。原作は狙撃手ボブ・リー・スワガーの活躍を描くスティーブンハンターのベストセラー小説「極大射程」。もう10数年前に読んだので中味ほとんどおぼえていませんが、映画はアクション映画としては合格点の出来。
冒頭のエチオピアでの極秘任務から、退役後のスワガーがある陰謀に巻き込まれ、そして黒幕に復讐するまで、テンポよく見せてくれます。銃撃戦、カーチェイス等々もなかなかの迫力。
クラッシュ」「ワールド・トレード・センター」で良い演技を見せていたマイケル・ペーニャもFBI捜査官役で良い味を出しています。

スワガーものは小説では「ブラックライト」「狩のとき」などシリーズとなっています。
ロバート・ラドラム原作の「暗殺者」シリーズが「ボーン・アイデンティティ」「ボーン・スプレマシー」と映画化、シリーズ化されていますが、スワガー・シリーズも映画の続編に期待したいところです。
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2007年05月29日

「クィーン」を観て思ったこと


先日、「クィーン」を観てきました。
1997年8月31日、ダイアナ元妃が亡くなってから1週間、英国王室内部で何があったのか・・・。
「よくこんな映画がつくれたなあ」というのが率直な感想です。
脚本のピーターモーガンは「英国王室に近い筋」から取材し、綿密な調査を行ったそうです。

国民の弔問ムードの中で、当初、沈黙を続けたエリザベス女王
バッキンガム宮殿に戻り、国民に向けたメッセージを発するまでの数日間、女王は何に戸惑い、ダイアナ元妃にどのような思いを持っていたのか。
映画が真実に近いとすれば、女王の決断までには、就任間もなかったブレア首相の果たした役割がかなり大きかったようです。

アカデミー賞を受賞した、主演のヘレン・ミレンは見事に女王を演じていました。
ブレア役の役者さんもそっくりではないのですが、うまいこと若き首相を演じてました。(ブレア夫人役がそっくりでした)

ダイアナ元妃没後10年となる、今年8月31日にはロンドンの礼拝堂で追悼式が営まれるとのこと。式典にはチャールズ皇太子、カミラ夫人、ウィリアム、ヘンリーの両王子らが出席の予定だそうです。
式はBBCが実況中継する予定だそうですが、エリザベス女王は・・・?
posted by ルーク at 05:34| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

「パイレーツ」完結編観てきました


パイレーツ・オブ・カリビアン ワールド・エンド」観てきました。詳しいことはネタバレになると申し訳ないので書きませんが、楽しませていただきました。1と2をDVDで復習してから観たほうがより楽しめると思います。

注意が1点。
エンド・クレジットが終わるまで絶対に席を立たないよう、ご注意ください。

「完結編」となっていますが、あくまでも3部作の完結編と理解したほうがよいようです。私は次回作ありと感じました。
posted by ルーク at 17:03| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月20日

「デジャヴ」はご覧になりましたか?


今年の春休みに封切られた「デジャヴ」という映画をご覧になったでしょうか?この映画、予告編や新聞広告、チラシ等を見てもいかなるジャンルの映画かよくわかりませんでした。
「彼女を救え」というようなコピー
製作は「パイレーツ」シリーズ等のジェリー・ブラッカイマー
主演はデンゼル・ワシントン。
「デジャブ」=既視感という題名から予知能力者もの?オカルト?など予想しつつ、ほとんど予備知識なしで、映画を観ました。
映画はフェリーの爆破テロから始まります。
その捜査にあたるのがデンゼル・ワシントン。
このテロ事件が起きた川で女性の遺体が発見されます。
犠牲者の1人かと思っていると、実は死体が発見されたのはテロ事件の直前だったことがわかります。この女性は事件と関係があるのか?これは「アクション映画なのかあ」映画が進むうちになんとなく方向性が見えてきました。
ところが、映画の半ばで、あっさりその予想は裏切られます。単なるアクション映画ではありませんでした。
これ以上、書くとネタバレになってしまうので書きませんが、私は良い意味で裏切られました。ちょっとした台詞、小道具等がしっかり伏線となっていました。そして「デジャヴ」を体験するのは私たち観客だったのです。
観終わってよーく考えると、頭がこんがらがるようなそんな映画でした。
猿の惑星」シリーズが好きな方にはお勧めです。
posted by ルーク at 18:02| 東京 不明| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

映画の神は小道具に宿る


今日、観た「東京タワー」、小道具の使い方が効果的でした。
主人公と母親との連絡手段が公衆電話→固定電話→ポケベル→携帯電話と変わって行くことで時の流れをうまく表現していました。
また、主人公が一人暮らしを始めたアパートに無造作に置かれている雑誌にまで、時代を感じさせる細かさがありました。
原作者のリリー・フランキーさんと私は、ほぼ同世代なので、主人公が過ごした時の流れが実にスムーズに感じられました。

「東京タワー」とは離れますが、小道具の使い方が秀逸だったのは、中学生の頃、教育テレビ「世界名作劇場」で観た「市民ケーン」(オーソン・ウェルズ監督・主演)です。
ラスト近くで鳥肌がたったのを今でも覚えています。
映画の冒頭、主人公が死に際に口にした「ローズ・バッド」(薔薇のつぼみ)の意味とは?これがある小道具とリンクしています。
未見の方は是非ご覧になってはいかが?
昔の映画もよいものはたくさんありますよ。
posted by ルーク at 01:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「東京タワー」を観ました


ブログ・デビューの1964年生まれのおじさんです。

本日、映画東京タワー」ようやく観てきました。
原作を読んで嗚咽を出すほど号泣。
映画も泣けました。
「オカン」と息子の愛情。それに時々からむ自由人の「オトン」

キャスティングも絶妙でした。
もう一度観ても、泣いちゃうだろうなあ。

未見の方は心の洗濯に是非どうぞ。

お勧めします。
posted by ルーク at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画鑑賞記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする