「大いなる陰謀」というタイトルから
ポリティカル・サスペンス風の作品かと
思って観たら、かなり違った。
90分弱の作品だが台詞は多い。
アフガンでの新軍事作戦の特ダネを提供
しよういう上院議員(T・クルーズ)と
取材に来たベテラン記者(M・ストリープ)の
丁々発止のやりとり。
その上院議員の関わった軍事作戦で
アフガンの戦場に送り込まれた2人の志願兵。
その2人の大学時代の教授(R・レッドフォード)と
ある学生の進路等をめぐるやり取り。
主な場面はこの3つのみ。
映画はこの3つの場面を映画と
同じ1時間30分という時間軸の中で並行的に
描いていく。
まるで舞台を観ているような
議員と記者の台詞のやりとりは
迫力に満ちている。
戦場の場面はアクション満載という
わけでは決してない。
教授と学生のやりとりは
時に禅問答のようでもある。
3つの場面がうまいこと
絡みきっていない印象を受けた。
9.11後のアメリカが抱える
政治、マスコミ、教育等の問題を
観るものに提示するー
そんなR・レッドフォード監督らしい映画でした。






